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ネットワークリビング2

いい天気だから飛び降りてみる。

明日からはたぶん女の子だと思う。
そう思ってビルに登った。

靴を揃えて、前を向いて
一呼吸おいて目を閉じて飛び降りた。

落ちている間は何も考えなかった。
考えられなかった。そして一瞬だった。

目を少し開けた

下を歩いてた女の子に当たりそう。
そう思ったのは地面まで1秒くらいの場所。

もうだめだ。

たぶん当たる。当たるけどどうしようもない。
当たったらごめん。でもどうしようもない。

あれ

当たらなかった。

閉じた目を開けたら女の子になってた。
その女の子。

体が小さい。

たぶんこの体10歳くらいかも。

上を見上げたら自分がいた。

目を閉じて今にも飛び降りそうな自分。

なんでそんなことするんだろうって思った。

「あぶなあああああい」

すごい声がした。

上を見上げたら自分が落ちてきた。

今日は誕生日。親と遊園地に行く予定なのに。。

そう思いながら目を閉じた。


目を開けたら病院にいた。

誰かわからなかった。誰かの親が泣いてた。

起き上がろうと思っても起き上がれない。
足も手も動かない。

また目を閉じた。

それから数ヶ月病院で過ごした。
私はたぶん女の子になった。

一応昔の記憶はあるけど
全ての記憶じゃない。

11歳の誕生日

まだ病院にいた。
あれから1年。私はずっと車椅子。
もう歩けないらしい。

12歳の誕生日

学校でもずっと車椅子。歩きたい。
学校の配慮で校門前の階段をバリアフリーにしてくれた。

18歳の誕生日

高校の卒業式。
想像してた高校生活じゃなかった。

成人式

親はなぜか泣いてた。

24歳の誕生日

職場の優しい男性と結婚。
歩けなくてもいいって。

26歳の誕生日

子供が生まれた。
昔の記憶はもうなかった。

29歳の誕生日

子供が動き回る。
歩けない体が本当に悲しかった。

なんで歩けなくなったんだろう。
神様はなぜ私をこんな体にしたんだろうって。

昔も同じ事考えてた。
ずっと昔。

60歳の誕生日

夫から指輪もらった。
あの時のまま優しい夫。

80歳の誕生日

おばあちゃんになったねっていわれた。
おじいちゃんになったねって言った。

82歳の誕生日

今までありがとうって言った。



すごく気分がいい。



目を開けたら、飛び降りようと思ってた自分がいた。

何も変わらなかった。
今の自分が変わらなきゃ何も変わらない。ずっと同じだった。

やめとこう
いい天気だから。
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ネットワークリビング

仕事の延長線上で電車に乗った。

夜、雪が降りそうな凍てついた外ってすごい引き締まってる。

外が引き締まってると自分も引き締まる。

電車の窓付近に立ってる女の人綺麗だったんだけど、
なんかぼーっと外見てる。

自分も結構かわいい格好してたんだけど
その人なに考えてるんだろうって必死に考えてた。

今日の晩御飯か、彼氏とのデートの帰りなのか・・
はたまた人生について考えてたのか

私はなにかんがえてたかというと
「人は死んだらどうなるか」

ぱっと思いついたのが、死んだら生まれ変わって違う人生
女の子の人生かなって思ったけど。

そのときはもうちょっと必死に考えてた。
ほとんどまわりは下向いて携帯いじってたけど。

たぶん死んだらあの人になるんだろうなって思った。
なんでだろう。なんかものすごくそんなこと思った。

今心臓発作で死んだら、あの人になる。
自分の意識の延長戦。真っ暗にもならず、三途の川なんて通り越して。
一瞬で窓の外を見て何か考えてると思った。

あの人はどこいくんだろう。そんなものない。
あの人はあの人で私はあの人に。
そうやって死んで生きてるんじゃないかな私達。ずっと。

性別取替券

お祭りの日

街を歩いていると屋台がたくさん見える。

その中でポツンと立つ屋台があった。
ポツンと見えるのは人がいないからだった。
なぜ人が居ないのか気になって、近づいてみる。

男「良いの入ってるよ。やってきな。一回1万円」

完全に理解した。

馬鹿馬鹿しい。1万円あったら・・

そこで思考が止まった。

1万円あったら何をするのか。

よく考えたら1万円で何もできやしない。
たいしたこともできないだろう。

自分を変えることなんて。

だったらこのくじ引きに全てをかけていいんじゃないか。
そう思った。

男「おかしなことするなよ。この中から一枚引くんだ」

おかしいのはあんただよ。

この気持ちの落ち着き様。正直何も期待していなかった。

箱の中に手をいれた。

完全に理解した。

一枚しか紙が入っていないんだもん。

なんだこれ。

もういいや・・それを引いた。

男「大当たり。ほんとついてるよ君」

どうも。

1万円では何も変えられないことが証明された。

ありがとう。本当に勉強させていただいて。

りんご飴を買った。

甘い。

1万円のりんご飴になった。そんな気がする。

でもまだましだよ。こんなのあれに比べたら。

そう思いながらとぼとぼと歩いた。

さっきもらった紙はなんだったんだろう。

手にとって見てみた。

「性別取替券」

なんだろうこれ・・。よくわかんない。

一番欲しいものだ。

けどこれじゃないよ。こんな紙切れ。

よく見てみると何か文字が書いてある。

「男なら右、女なら左」

たしかにそうかもしれない。道を歩いてるカップル。

どういうことだろう。意味がわからない。

その紙を左手に持ってみる。
何も起こらない。

その紙を左足で踏んでみた。
すっきりした。

どうでもよくなった。

すごく風が気持ち良い。
ただそれだけが気持ちよかった。

前に歩いてるカップル。

いいな。

そう思った瞬間。

私の隣には男の人がいた。
知らない。

なんで手を繋いでるんだろう。

すごく動きづらい。

何か横でしゃべってる。
徐々に聞こえてきた。

「好きだよ」

雨の日

いつものようにベットに入り、ドライオーガズムを楽しんだ。

いつもより強烈なドライオーガズムで気がつけば朝になっていた。

股間を触ると、

ない

と思いきやあった。

毎日がその繰り返しだった。


そんなある日、会社帰りにふらっと街を歩いてみた。

「やさぐれた街だなぁ」

そんな小言も言いたくなる雨の日。

とある喫茶店に入った。

誰も居なかった。

「一人がおちつく」

心にもないことを口にする。


席に座った。

「ヒーコー一杯」

逆にしてみる。

「あいよ」

伝わったみたいだ。

味のないコップに熱々の珈琲

「熱ッ」

誰も居ない店に「熱ッ」が響いた。

「熱かったか?」

聞いてくるじゃないよそんなこと。


店を出たら雨がやんでた。

好きなんだこの匂い

ぶつぶついいながら街を歩く


駅についた

何しにきたのかわからない

ガタンガタンガタン

何かもっていかれる

まあいいや失うもんなんてない


仕事帰り、疲れてる、街歩く

意味ない

同じ道を帰る


さっきの喫茶店は閉店していた

500円返して欲しい

「おねえさん・・」

後ろから声がする



後ろには誰もいなかったが



ふと振り返る

杖をついた老人だった



臭い

異様な臭さが漂っていた

「これ・・いらんかえ・・」

差し出した右手に飴玉が乗っていた

「いりません」

はっきり言ってやった

「そうかえ・・ならわしが食べる」

なんだこのおやじは


一瞬の出来事だった


みるみる女性化していったのだ

驚いた。臭さを忘れるぐらいに

「あなたにあげようと思ったのに」

彼女は高い声でそういった

「も、もう一個ありますか」

とっさに声が出た

「もうないよ。いらないって言ったでしょ」


左手にもってる飴はなんなんだ

気になる

「左手にもってる飴は・・」

女性は左手に目をやると

「これは戻る飴」

そういうとその飴を舐めた

みるみる元の老人に戻った


こんなことが


こんなことがあるのか

目をこすった

老人はいなかった



目をこすらなければ消えなかったのか

なんてばかな事をしたんだ

そう思いながら立ちすくんだ


家までの帰路

あの出来事が本当なのか

嘘なのか

確かめるすべはもうない


あの飴を食べていたら

女の子になれたのに

そう一生

これからの人生

女の子として過ごせた


そう思いながら

そう思ったら

涙が出た

と同時に雨が降ってきた


髪の毛が濡れる

体が濡れる

全部濡れてから


気づいた

0時


鐘の音

除夜の鐘

なわけない10月だ

街から人が消えていく


歩けば歩くほど遠い

どこに家があるのかさえ

わからなかった


ふと顔を上げると

「家」という看板が立っていた

家についた

そう思って家に入った


その中に

座っていた


暖炉があった

暖かい

当たり前


老人が座っていた



違和感とともに前へ

「飴ください・・」

こちらを向いた老人は

優しかった

「あいよ」

手に飴が乗った

生唾がでる


舐めた

おいしい

パイン味

「おいしいです」

「戻る飴」

それを聞いて気を失った

私はいつものようにベットに入り、ドライオーガズムを楽しんだ。

いつもより強烈なドライオーガズムで気がつけば朝になっていた。

股間を触ると、

ない

性の交換

何十年と生きてきて

一つの性で生きるのって

ちょっと飽きます。

そろそろ別の性も味わってみたいんです。

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お魚さんはいつも性転換しているみたいなので、
私もしてみたいんですが。

でも彼らは精巣と卵巣をもっていて、ホルモンの受け具合によって
一方が大きくなってオスになったりメスになったりするようですね。

人間は片方しか生まれつきもってないので、性転換できないってことですか。

そんなぁ。。

性の交換っていうのはどうですか。




200年後~

性の交換が可能になってから早50年。
人類はみな思うがままの性を手に入れることになる。

20歳まではみな生まれ持った性で過ごし、
20歳になったその日、人生最初で最後の決断を行う。

性を転換するものに与えられるのは新しい性と新しい人生、

「新しい記憶」


性の交換

この日を待ちわびる者、何事もなく過ごす者。

私はその日決断する。

「女の子になる」




20歳になったその日、一通の手紙が届いた。

「性の選択についての通知」

みなの家にもこの手紙が届いてる。

袋を破ると、中には申請書が入っている。

希望する性別の欄

女性に○をした。



数日後、通知が届いた。
その日が決まったとのこと。

当日、私は男の格好をしてたけど
鞄の中には真っ新の女性用下着と服、
使い古した化粧道具。

家が遠のくにつれ男の子として過ごした20年間を思い出す。
いい思い出が浮かばない。

男性が女性になる
女性が男性になる

今の世、そんな難しいことじゃない。


指定された場所についた。

女性が一人先に部屋にいた。
家族と撮った写真を見ながらうつむいてる。

アナウンスが流れた。

隣に座ってた女性と一緒に部屋に入っていく。

奥にいた男性にここに入るように指示され、
お互いの生殖器を合体させるように言われた。

指示された通り、その女性と生殖器を結合させた。

生暖かい空気と狭い空間が私を酔わせた。
一瞬気を失った感じがしたけど、すぐに戻った。

ふと自分の体を見た瞬間、素晴らしい光景が見えた。
乳房は膨れ、男性器もない。

背は抱き合ってた女性より低くなり、向き合えば彼女の
方が背が高くなっている。

彼女がにっこりほほ笑んだ。私もにっこりほほ笑んだ。
自然と笑顔がこぼれる。

「これから記憶を消しますが、よろしいでしょうか」

ふと彼女の顔は曇った。

これで最後になる。自分が自分じゃなくなる。
そんな不安が体をよぎった。

自分じゃない自分が自分を支配するかもしれない。

私は頷いた。

彼女も小さく頷いた。

彼女と言うのも最後になる。
彼女はもういなくなる。

私もいなくなる。

体が変わった瞬間、私は私でなくなったのかもしれない
それは他の誰かから見ての話

私が変わる瞬間は私自身、すなわち私という者がなくなった時
私を作るものはなんだったんだろう。


今私はどこにいるんだろう。
私は女性として過ごしているんだろう。

あの街の単なる女性として。

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